屋形船は、平安時代に貴族の遊びとして利用されたのがはじまりとされています。時代を経て、現代にもその風情ある船遊びは受け継がれています。春の桜、夏の花火、秋の紅葉、冬の雪景色といった日本ならではの季節を感じられる屋形船は、ご年配の方だけでなく若者や海外からのお客様も楽しめる優雅なクルーズです。屋形船でいただく本格派の和食は格別な味がするでしょう。今回は、祝良屋がおすすめする屋形船貸切プランをご紹介します。
人数や予算に合わせて希望の屋形船をチャーターしよう！
屋形船に乗ってみたいけれど、「敷居が高そう・・・」、「どうやって申し込めば良いか分からない」という方は多いのではないでしょうか。たしかに、旅行会社やホテルのパックツアーは乗り合いクルーズであったり、隅田川周辺といった人気エリアでは、船宿で乗船コースを決めていることが多かったりと、二の足を踏んでしまうこともあります。
そのような方におすすめしたいのが「屋形船貸切プラン」です。こちらのプランであれば、参加される人数や予算に合わせて希望の屋形船をチャーターすることができます。デートや女子会といった少人数で利用できる東京で唯一の小型屋形船から、大人数が乗船できる屋形船までさまざまな大きさの船を豊富に取りそろえています。和風船または洋風船とタイプの違う屋形船があるため、目的や用途に合わせて選ぶことも可能です。
さらに、周遊コースや停泊場所を自由に設定することができるのも貸切プランの魅力です。
東京湾近郊の周遊コースを例にあげると、スカイツリーを眺める隅田川北上コースや、レインボーブリッジや東京タワーを臨めるお台場絶景コースがあり、どちらも人気の観光スポットを押さえています。
出航する桟橋によっては、隅田川とお台場のコースの両方を組み合わせた運航コースを選ぶことができ、オリジナルのクルージングプランを作成することも可能です。
まずは樽酒鏡割りで会場を盛り上げよう！
会社の創立記念といった祝いごとや、海外ゲストのおもてなしなどにぜひおすすめしたいのが「樽酒鏡割り」です。おめでたい行事のときに目にする機会の多い鏡開きですが、実際に体験されたことのある方はそう多くないはずです。
ふたが開いた瞬間に屋形船が日本酒の香りに包まれ、それだけで気分が高まり会場が盛り上がること間違いありません。マスに注いだ樽酒の乾杯は、福をわかちあい門出を祝うにはぴったりのシチュエーションです。古来より日本のお祝いの席で行われてきた粋な演出は、大きな感動となって参加された方の記憶に残ることでしょう。
屋形船で味わう和食といえばやっぱりお寿司！
お食事のプランは、ジャンルもスタイルも豊富なメニューのなかからお好きなものを選べます。
「種類が多すぎてどれにしようか悩む・・・」というのであれば、屋形船の雰囲気にぴったりな和食をチョイスしてみてはいかがでしょうか。
屋形船で味わう和食といえば、天ぷらや懐石弁当などが一般的ですが、祝良屋では寿司職人が一緒に乗船する「握り寿司コース」をおすすめします。
こちらのコースは、目の前で新鮮なネタを握ってもらえる豪華さが魅力です。季節や仕入れの状況によってネタの内容は変わりますが、マグロやいくら、穴子、えび、サーモンといった人気の寿司ネタがそろっています。「見て楽しい、食べておいしい」と、エンターテインメント性も兼ね備えたコースで、日本人だけでなく海外のお客様にも人気です。
お食事と一緒に味わうお酒の種類も豊富です。アルコール・ソフトドリンクともに飲み放題なので、お好きなものを心ゆくまで楽しめます。
祝良屋の屋形船貸切プランは、船の種類はもちろんのこと、お料理やオプション、運航コースまで自由に選べます。専任のコンシェルジュがお客様の希望に沿ったプランをご提案いたしますので、初めてのクルージングでも安心です。ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
編集長・主任 屋形船コンシェルジュ | 高橋 知里
