訪日外国人の日本文化への関心が高まるにつれ、屋形船の人気も高まっています。屋形船は日本の伝統文化を味わえるだけではなく、人気の観光スポットも巡れるため、おもてなしに最適です。
四季を彩る美しい景色やおいしい料理を楽しめる屋形船は、心に残る体験となるはずです。
しかし、食文化や食習慣の異なる外国人のなかにはベジタリアンの方も多いため、おもてなしの際に気をつけるべきこともあります。
この記事では、せっかくのおもてなしが台なしにならないよう、ベジタリアンの方でも楽しめる屋形船をご紹介します。
屋形船の料理はバラエティが少ない?
屋形船の料理といえば、揚げたての天ぷらに新鮮なお刺身の盛り合わせといった和食をイメージする方が多いのではないでしょうか。
実際に屋形船では季節を感じさせる和食が中心ですが、洋食を織り交ぜたオリジナル料理や、シェフが一緒に乗船してフレンチコースを提供する船もあります。
また、食の多様化や嗜好に対応するために、ベジタリアンメニューやハラル料理を提供する船も増えています。
このように最近では、幅広いゲストに料理を楽しんでもらえるように変化しています。
外国人をおもてなしするときの注意点
屋形船で外国人のおもてなしをする際に、特に気をつけたいのが食事です。注意点として、以下があります。
食べられないものを確認する
外国人は食材を気にする方が非常に多いです。そのため、「和食なら喜んでくれるだろう」と思い込むことはリスクが伴います。宗教や嗜好、健康上などの理由により食べられないものがある方もいるため、前もって食材に制約があるかどうかの確認をしておくのが賢明です。
マナーを調べておく
お酒を飲む際には、国によってマナーや習慣があります。日本では目上の人にお酒を注ぐ「お酌」の習慣がありますが、欧米にはそのような習慣はありません。むやみにお酒を勧めてしまうと相手を不快にさせてしまう場合があるため、注意が必要です。
船のタイプを考慮する
屋形船を選ぶ際には畳やフローリングなど、どのようなスタイルの船を選ぶのか考える必要があります。
屋形船の船内は基本的に畳敷きの和室ですが、外国人によっては、畳の上で正座をするのが苦手な人もいます。そのようなときは、フローリングの船や椅子テーブルのある船を選ぶのも一つの方法です。
外国人のおもてなしにおすすめの屋形船
※屋形船「ゑびや丸」
屋形船には小型から大型まで、さまざまな大きさの船があります。基本的に屋根と座敷があり、風情あふれる和風空間を楽しめるのが特徴です。
座敷であっても座布団だけでなく、座椅子や掘りごたつ、テーブルと椅子など、さまざまなスタイルの船があります。また、四季折々の景色を満喫したい場合は、360°の大パノラマで眺められる屋上展望デッキを備えた船を選ぶと喜ばれるでしょう。
基本的に座敷のある屋形船は靴を脱ぐスタイルです。靴を脱がないで楽しめる洋風屋形船もあるため、外国人をおもてなしする際には事前に希望を聞いておくと安心です。
祝良屋の食事プラン!ベジタリアンメニューにも対応
祝良屋(いわいや)の食事プランは、和食やビュッフェ、寿司職人が船上で握る豪華な握り寿司コース、BBQなど、一般的な屋形船とは一線を画すバラエティに富んだメニューがそろっています。
また、植物由来の食材だけを使用したベジタリアンメニューやハラル料理などの対応も可能です。。ヴィーガンなどベジタリアンの種類も、事前に参加者に聞いておくと良いでしょう。
このほかにも、オプションや屋形船の種類、運航コースを自由に選べます。外国人をおもてなしする際は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
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編集長・主任 屋形船コンシェルジュ | 高橋 知里